大好きなおねえちゃん

おつかれさまです。

今日もお弁当つくりたかったのに、見事寝坊。

すんごく寝過ごしたわけじゃないよ。お弁当は作るヒマがなかった。

今日も普通にお仕事でした。

今日の夜は、同期でピザパーリー♪

なんとか6人が集合。

始まるのはもう21時前。

最初に来てた私を含め3人はテレビを見ていました。

余命1ヶ月の花嫁

見たら絶対へこむのわかってるけど見てしまった。

24歳の若さで乳がん、肺がんを併発してしまう。

あと1ヶ月しか生きられない。最愛の彼氏もいる。

そんな状況になったらどうするんだろう。
その人はお母さんもがんで亡くしている。肉親はお父さん。

毎日毎日、彼氏やお父さんや友達や親戚が側にいる。

友達はみんなで計画して、結婚式をしてあげようと動いた。

とってもきれいだった。そこにいるみんなが幸せそうだった。

お父さんが泣いてた。うれしそうに泣いてた。

それから2週間ほどで亡くなった。

余命を知りながら結婚式をあげた彼氏はこのあとどうしていくんだろう。
一人になったお父さんはこれからどうしていくのだろう。



胸がとても苦しくなった。



生きているうちは笑顔を忘れなかった彼女。いつもかわいかった。
花嫁姿はとてもきれいだった。

生きていることは奇跡なんだって。そしてその中で起こることすべてが幸せなことなんだって。

普通に生きているとなかなかそのことに気づくことが出来ない。


思い出しちゃった、私が大好きだったいとこ。

いとこのおねーちゃん。

30半ばで、がんでなくなった。
新婚1年未満。

おばちゃんが、私のお母さんがどれだけ苦しんだか私はよく知っている。

離れているところに住んでたからなかなか会いにはいけなかったけど、

たまにいくと、笑顔で近況を聞いてくれたり、一緒にテレビゲームをした。

さばさばしてて、それでいて、凛としてて、本当に大好きなおねえちゃんだった。

病気に負けるわけがない。信じてた。

周りの家族や親戚も全力をつくした。体にいい水があると聞けばそれを買い、ごはんに気を遣い、
最高の治療を施した。

でも運が悪いことに、日本でまだ数例しかない、特殊ながんで、正直なす術がないというのが実状だったようだ。

普通に話していると思えば、肩を上下に揺らしながら息をしなきゃ苦しいほどになっていた。

いつも側にいた、おばちゃんはたまに耐え切れずに夜中2時3時くらいに私のお母さんに泣きながら電話してた。

旦那さんは、仕事に行ってるときもメールで励まし続けた。

みんなが簡単には死なない。本気でそう思っていた。

今日の番組を見て思い出してしまった。

私はよくそのおねえちゃんに似ていると言われる。

すごくうれしい。おねえちゃんみたいな女になりたい。

私が高校生のときだから、もうだいぶたっちゃったけど、忘れることはない。